運営者プロフィール:たてまち
保有資格とプロフェッショナル・キャリア
- 宅地建物取引士(1992年・平成4年合格)
- 行政書士試験合格(1994年・平成6年)
- 元地方公務員(勤続35年)
- 資格ブロガー
試験を受けなくても、資格はもらえた。それでも私は、受験した。
公務員として20年以上行政事務に従事すれば、行政書士の資格は試験を受けずに与えられる道があります。
私は、その「抜け道」を選びませんでした。
理由は、たった一つです。
「自分の力で掴んでいないものを、人に語る資格はない。」
この一文だけが、35年間の私を支えてきました。
バブル絶頂期、私は「法律が人の生活に直接刃を向ける現場」にいた
時代は、土地の値段が毎月跳ね上がっていた平成初期。
「不動産を持つ者が勝つ」という熱狂が日本中を覆っていた、あの時代です。
私の主戦場は、税務でした。
不動産取得税の徴収担当として、膨大な取引書類と向き合う日々。
納税を拒む滞納者の財産を差し押さえる、法執行の最前線にも立ちました。
土木部に異動した3年間は、公共用地買収の担当として、県が地権者から土地を買い取る交渉の最前線に立ちました。
不動産鑑定士・土地家屋調査士の方々と肩を並べ、ときに対立しながら、不動産という巨大な世界を内側から見つめてきました。
民間の不動産取引が「目指すべき法的水準」を、国家の立場で執行した経験。
これは、参考書を書いた学者にも、合格したばかりの若手ブロガーにも、絶対に持てない視点です。
法律は、人を縛るためにあるのではない。人を守るためにある。
35年間、私が見てきたのは、条文の向こうにいる「人」でした。
差押えの現場で、滞納者の生活を見ました。
公共用地買収の交渉で、土地に対する人々の想いを聞きました。
法律は、抽象的な文字の羅列ではない。 そこには、誰かの人生が必ず刻まれていました。
宅建試験の条文一つひとつにも、「なぜこのルールが存在するのか」という背景があります。
その背景を知った瞬間、暗記は理解に変わります。
このブログで、あなたに伝えたいこと
私が伝えたいのは、合格テクニックではありません。
「勉強のやり方を間違えるな。そして、できるだけ早く始めろ。」
これだけです。
宅建は、人生を賭けるほどの試験ではありません。
しかし、正しい方法で時間を設計すれば、必ず合格できる試験です。
「あの頃、誰かがこう教えてくれていたら」
—— この後悔を、あなたに残してほしくない。
その思いが、このブログの原点です。